「四国大学短期大学部 特別講義 “植物と一緒に暮らそう” を終えて」

オミクロン拡大で延期になっていた講義が、3か月ぶりにやっとzoomで開講できることになりました。

自宅にいながら、四国の学生さんたちに話ができるなんて、えらい時代がきたものです。

初めて人前で講義をするので
使用するパワーポイントは、わかりやすいか、見やすいか、プロのデザイナーの方にお願いしてチェックしていただき
話す練習も何度か行って、万全を期して講義に臨みました。

園芸療法とは?
園芸療法士ってどんな人?
どこでどんな活動をするの?

写真やエビデンスを交えながら、お話させていただきましたが
話を聞くだけではなく、より理解を深めていただくために
園芸療法プログラムを体験していただくことにしました。
センニチコウを使ったリース作りです。

事前に宿題として、リースに使う自然のものを集めるようお願いしていたところ、皆さん色々集めてくれました。
葉っぱ、枝、流木、貝殻など。
小松海岸まで行って集めてきてくれた学生さんもいました。

作成したリースを一部ご紹介

星の形はアイディアですね
毛糸の2色使いがステキ
海岸まで行って集めてきた貝殻

思い思いのリースを作ってくれました。
さすがに発想豊かな若い学生さん、色々工夫してくれました。

学生さんの感想はこちら(一部抜粋)

「私たちが当たり前のようにしていることを、高齢者の方にしてもらおうとすると、様々な工夫が必要なことに気づきました」

「リースひとつ作るにしても、対象者によって工夫すべき点がたくさんあって、相手の立場になって考えることって大切だな、と勉強になりました」

「緑の大切さを学んで、部屋に花を飾り始めました。自分の部屋が明るくなったような気がします」

誰かと一緒に作ることが楽しいと感じました」

「ドングリや落ち葉を使って自分の好きなように装飾できるので、自分を表現できるような感じがして楽しかったです」

「リースの材料を集めるために、大学内にどんな植物があるか考えたり、海に行って貝を探すことで、久しぶりに自然に触れたような気がしてよかったです。また、まわりの人と交流しながらできることに気づき、園芸療法は植物に触れることだけじゃなくて、人との関係を深めることができるとわかりました」

「自然のもので物を作るのは小学生以来で懐かしく感じました。自然のものを集めるのに校舎回りを探したのですが、学校に自然がたくさんあることを知り、大学の良さを一つ発見しました」

人が元気になってくれる仕事はとてもやりがいがあるだろうなと思いました。私もそんな仕事に就きたいです

「楽しくて、とても癒しの時間になりました

講義の中では、主に高齢者の方に対して行う園芸療法のポイントについてお話したので
これなら認知症の改善にもつながる」と書いてくれた学生さんもいました。

園芸療法の5つの癒し

私が嬉しかったのは、園芸療法の5つの癒し
学生の皆さんがプログラム体験を通して体感し、感想に書いてくれたことです。

1.心地よいみどりの景観が人を癒す  
  学校に自然があることを知って大学の良さを発見した
  自然のもの探しが、自然に触れる機会になってよかった

2.植物が人を癒す            
  部屋に花を飾ったら、部屋が明るくなった気がした

3.創造活動が人を癒す         
  集中でき達成感があった
  自分を表現できるような感じがした
  癒しの時間になった

4.人が人を癒す            
  誰かと一緒に作ることが楽しい
  人との関係を深めることができた

5.栽培が人を癒す          
  今回、栽培活動はしていなかったので、これについてはなし

園芸療法プログラムをちょっと体験するだけで
こんなに様々な癒しを実感できるのです。

私はこれまで高齢者の方に向けてプログラムを行ってきたので
若い方々からの感想は、とても新鮮でした。
今回の講義で、
園芸療法が、世代を超えた人々に、よりよい効果をもたらすことへの手ごたえを、感じることができました。

植物と一緒に暮らそう

さっそく部屋に花を飾ってくれた人もいました。
草花を育ててみようかな、と書いてくれた人もいました。

園芸療法士とは、

人とみどりをつないで、健康な生活に導く専門家

です。


園芸療法や植物の癒しの力を多くの人に知っていただき
植物との暮らしを始める人が増えるよう
これからも働きかけていきたいです。





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