自分に向き合える園芸のすすめ

先月、コロナに感染しました。
仕事をはじめ、予定していたスケジュールを全てキャンセルし、寝込みました。

熱は微熱程度でしたが、早く治りたくて、16,000円もする高価な新薬を処方してもらいました。
でも、5日間飲み続けないといけないのに、3日でやめました。薬の副作用で、頭痛がひどかったからです。

思えば、園芸でも花を咲かせるタイミングを早めたいがために、肥料を与えすぎて失敗したことがあります。
それからは、花を育てる時は、いつも焦らないよう気を付けていました。
なのに今回、早く治りたくて、自分の身体のことを気にかけず、安易に新薬に手を出してしまいました。
焦りは禁物、それは花も人も同じ。

植物を育てていると、天候に左右されるし、害虫だってやってくるから、なかなか自分の思い通りにはいきません。
それがわかってくると、花が咲くのを気長に待てるし、毎日植物と向き合うようになって、育てる楽しみもわかってきます。
花を育てていると、焦る自分やいい加減な自分、決断の早い自分など、色々な自分に出会えます。

日常を過ごしていると、思い通りにいかないことがたくさんあります。
それらに振り回されずに、穏やかに過ごしたいなら、園芸がお役に立ちます。
mokumoko教室で花や土を触る時間は、いつの間にか集中できる、自分に向き合える時間です。

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